姫始め

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こたつ

雪降る夜、こたつには六人の男達が暖まっていた。

ユ「おい、誰だよオレの足蹴ったの」
フ「対に居るから僕かな、まぁいいじゃないか」
ユ「それ聞いたの十一回目だ」
レ「仕方ないじゃないの、こたつってそんなもんよ～」
デ「座布団に座るなら正座だろう」
レ「それこたつの意味ないってば」
ド「うっせぇ、黙って男はみかんでも転がしてろ」
ア「う…何だ、騒々しいな……」
ド「よう、アレクセイ 起きたか」

拍手2

ア「2011年 あけましておめでとうございます」
レ「そんでもって拍手ありがとうございます」
ユ「ズルイなぁ～おっさん」
フ「主従ですからね～、ユーリとの接点あまり無いから」
ユ「そう言われればあんまりねぇなぁ」

デ「卯年だ、やるしかあるまい」
フ「何をですか？」
レ「うさみみしかないでしょ！」
ユ「アレクセイ捕まえたぜ！」
ア「のあぁ！何だ！何をする！」
デ「いいかアレクセイ、うさみみだぞ」
ア「うさみみ！？そんなおもちゃ、少年少女に渡したまえ！」
「」