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2024/09/21 (Sat)
デュクアレ5
水、声、影
あること
そこに、あること
「っ……ッ…」
白色を鷲掴みする。
ああ、独特な
それから上に引くと、顎が向く
「デュっ…!」
力が抜け、そのまま落下した。
「ッあ…!!」
後ろを傷つけた。
だが、それはもう、軽いものだった。
「私のものだ」
[0回]
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2012/12/29 (Sat)
アレクセイ-右-
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デュクアレ4
「アレクセイ」
声がし、振り返ると接吻を求められた。
不思議と嫌ではなく、私は受け入れた。
ねっとりとした、どちらかのか分からない唾液が纏わり付く
それがまた舌を絡ませる欲心となり、深くなる。
(嗚呼、気持ち良い――――)
相手と自分だけが繋がる温度
ただそれだけなのに
(繋がりがあることが嬉しいのかもしれない)
一度離したが、再び求められる。
どちらとも分からない、熱いものを共有する。
水音を響かせ、そんな行為に夢中になる。
きっと、私は繋がりたいんだと
裏系10題 3.絡み合う舌 天使祝詞様
[0回]
2012/12/29 (Sat)
アレクセイ-右-
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デュクアレ3
「これは…?」
視界が、闇にある。
「分かるだろう、目隠しをしたのだ」
相変わらず私は彼の腕の中だ
「……目隠し」
視覚が失われた世界
より敏感に、一つを除いた五感がはっきりする。
「お前が私だけを」
いっそう近付く
「私だけを見て」
唇がそばで動く
「私を探す探知器のように」
身体が、敏感に
「私を求めろ」
指が、絡まれた
「そのための目隠しだ」
変わらないトーンで私に告げた。
「デュークは…私が欲しいのか?」
静かに、はっきりと尋ねた。
「無論だ、お前以外は最早屑だ」
そんな大層な
「嘘はない」
私の心中を察したのか、デュークはそう言った。
そしてゆっくり、私の顎に手が添えられたのだった。
裏系10題 2.目隠し 天使祝詞様
[0回]
2012/12/29 (Sat)
アレクセイ-右-
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