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まだまだ寒さを感じるこの時期、最近少し暖かくなったとはいえ寒波が来た場合それは関係なくなる。
我慢は出来る、だが長い時間外出するなら用心しなければならないだろう
そんな時に名前を呼ばれて視線を向ければ、姜維が頬を赤く染めながら寄って来た
その両手にあるのは肉まんだった、たまたま俺が立っていた向かいの店から買ってきたらしい

「良かったら食べませんか?」
「わざわざ俺の分まで買ってきたのかい?」
「徐庶殿のお姿が見えましたので…」
相変わらず配慮のよい青年だ、俺は礼を言って受け取った。
まずは一口、ふっくらした皮がこの店の売りだったはずだ。
中にある肉もしっかり味が行き渡っており、肉汁が口内に広がる。

「私、この店の肉まん 結構好きなんです」
「そうなのか、初めて俺は食べるけれど、確かに美味しいよ」
今はそこまで空腹ではないが、そうでなくともペろりと二、三個食べられる気はする。
「あの、もし次、お暇がありましたら、一緒に何処か食べに行きませんか?」
やや緊張した面持ちで彼は俺にそう言った。
それが少し可愛く見えて、俺は微笑みながら喜んで、と返した。

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意識したわけでもない
初めは師匠の友人
ただそれだけだった

数ある中、彼がたまたまその存在なだけであった。
丞相の御友人、それを除けば目上の軍師

お互いに軽く挨拶を交わすぐらいで、深い関わりはなかった。
無論、戦の手前では軍師として作戦を練る為に彼と共に考えることはあるが

いつだったかは忘れてしまったが、ある日の酒宴で

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