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フレン(以降フ)「えっと…騎士団、長…」
アレクセイ(以降ア)「やめなさい」
フ「………っ」
ア「私にその肩書はもう相応しくなどはない」
フ「…アレクセイ、さん……?」
ア「……何だね?」
フ「あの…お手合わせして頂きたいのですが…」
ア「良いだろう、来なさい」
フ「はいっ」

ア「実力だけは認めている…そう思って呼んだのだろう?」
フ「違います!…私の知る」

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アレクセイ(以降ア)「ローウェル君」
ユーリ(以降ユ)「なんだよ?」
ア「先程道を歩いていたらこんなものを貰ったのだが」
ユ「あぁ!?」

レイヴン(以降レ)「ちょっと、何してんのよ?」
ア「こんなものを貰ったのだ」
レ「…んなぁっ!?」

ユ「う…」
レ「うさみみ……!」

ア「うさみみ?胡散臭い耳のことか?」
ユ「ぶっ!!」
レ「な、何で…そんなもの…」
ア「興味をそそられたからだ…だな」


ユ「アレクセイって…そんな趣味あったのか…」
ア「だったらローウェル君も同じだろう?この黒のうさみみ」
ユ「これは貰いもんだよ、オレは望んだ訳じゃ…って何してんだ?」
ア「つけてみたのだがどうだろうか?」

レ(あ、案外可愛い…!?)
ユ(…何で妙に似合ってんだ…)

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決別、したつもりだったのか


(……?)
眉を潜めた。

まだ引っ張っている?

いや、でも



深い夜は更に寒さを漂わせる。
体は特に変な感じはしない。

「パティ?」

この声で分かる、フレンだ。

「フレンか」

隣に来たフレン
お互いは軽く微笑む


「思い詰めた顔してるね?」

「うぇっ、そうかの?」

うん、と言う若い彼にパティは苦笑する。
ゆらりと揺れるお互いの髪が更に寒さを知らせた。

「サイファーが、まだ忘れられんのじゃ」

蒼い瞳と涙が同化していた。
彼女の目は潤っていた。

「口で言うのは、簡単だもんね」

頷く。

「でも、あの時決めたのは、嘘じゃなかった……はずじゃ…」

「……段々、気持ちが整って来ると思うよ
人間は、ゆっくりとした動物だから」

真っ直ぐだった。

「…ありがとうな、少しずつ…変わってみるのじゃ」

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