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別に嫌いじゃない

ただ、あたしは特に話す話題もなかったから

ユーリの親友ってな事しか聞いてなかった


「リタ、風邪を引いてしまうよ」
この声はフレン・シーフォ

「…あんたがあたしに絡むなんて珍しいわね」
「ははっ、そうだね」

隣に来て同じ夜空を見上げる。

しかし、気まずい雰囲気だ
相手から来たなら話題というものが欲しいものだが
男女が一組、というものに慣れないリタは迷う

「リタは…僕の事、好きかい?」
「は?」

唐突な質問にリタは唖然となる。

「何で急にそんな…」
「気になるから、かな」

苦笑するフレン

「別に…好きでも嫌いでもないわ」
「僕は…リタの事、好きだな」
「なっ…!?」

リタは更に言葉を奪われた。
というより、なんてことを言うんだろう

(…でも、別に恋愛的な意味じゃないし…何動揺してんのよっ)

心臓の鼓動が、よく聞こえる。

「そ、そりゃ…有り難いわね」
そっぽを向くと、フレンが顔を覗き込んで来た。
「な、何よっ」

「リタ」

優しい声が前にあって
顔を隠したくても隠せない
蒼い瞳がリタを捉えて


しかし、それはまばたきによって消えた。

「いや、なんでもないよ」
離れ、その温度は下がる。

「早くテントに戻っておいで」
「え…う、うん」


心を射止められた、ような気がする。

まさか、と思った。


(…何なのよ…もうっ)

むしゃくしゃした。
女性陣の居るテントへと入った。

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「おっさん?」
ぽつりと二人部屋に一人ベッドに居るユーリ
どこを探しても、レイヴンは居ない。

(どこ行ったんだ……ん?)
ベランダに居る姿を確認して、ユーリは寄った。
「おっさん?」
「ユーリ」
月が照らされている姿が寂しく見える。
「ユーリ」
レイヴンがユーリに抱き着いた。
「」

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『シュヴァーン』
彼は窓際で空を眺めていた。
『私は、どうやらお前を好きになってしまったらしい…』
『!』
アレクセイは俯き、申し訳ないような表情をしながら振り返る。
それから歩み、シュヴァーンの前に立った。

戸惑っていた彼の燃える瞳
揺らいでいた気持ち
(大将でも…こんな顔を……)
『すまない、変だと思っ『いえ』
シュヴァーンは顔を横に振った。
『仕方のない事だと思います、大将も男ですし』
『…お前を見ていると羨ましくて仕方がない』
シュヴァーンは首を傾げた。
『女が纏わり付くからな、私なぞ近付いたら女ではなく男が来る』
『尊敬されているんですよ』
アレクセイはその様子のシュヴァーンに呆れていた。
『お前は、手を出し過ぎだ』
苦笑するシュヴァーンをアレクセイは再び呆れる。

『』

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