忍者ブログ
New
(10/18)
(10/18)
(10/18)
Search
[ 15 ] [ 16 ] [ 17 ] [ 18 ] [ 19 ] [ 20 ] [ 21 ] [ 22 ] [ 23 ] [ 24 ] [ 25 ]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「嫌だなぁ、団長閣下は」
キッと睨めば怖い怖い、とその騎士は肩を竦める
顎を捕まれ、強引に上に上げられる
「そういう顔も全て好きなんですよ、俺達は」

私の周りには、親衛隊の者が四人居た。
夜に疲れているところを狙われ、この行為に至る

「離せ!私はこんなことをしている暇はない!」

拍手[0回]

PR
なぜかアレクセイとユーリが入れ替わってます。



日差しが差し込んで来て、朝が二人を飲み込む
特殊な壁で、涼しい朝を迎えた。

(ちょっと腰やっちゃったかな…)
近くに居る愛しの人に触れる
自分よりも年上なのに若い顔をしている。
髪に触れれば柔らかくこぼれ落ちる

くすぐったそうにして、朱い目が見えた。
しかし、その唇から発せられた言葉は驚くべきものだった。


「…あ?何でレイヴンが居んだ?」






表では隠していたけどこんな形でバレるなんて
薄々気付いてるようだけど見逃してくれたのは助かる
しかしこうもはっきりとしてしまうと非常に気まずい

「……つか、オレ…体がアレクセイになってんのか?」

中身が違うだけでこうもはっきり違うのだと変に感心していた。
雰囲気は本当にユーリそのもの、仕種もユーリである。

様々な感情が押し寄せて来て、唖然としていた。
「……と、りあえず…大将、探そっか…」






予想通り、アレクセイとユーリは入れ代わっていた。
(うわーっ、滅茶苦茶恥ずかしい……!!
二人でベッドに寝てて、しかも裸で……!)
感の鈍いはずのないユーリは気付いてるだろう
さっきからずっと腰に手を当てている

「で、レイヴン…聞いていたか?」
とぼけているレイヴンにユーリ…否、アレクセイが覗き込む
「あ、ご、ごめん…何だっけ…?」
頬を掻き、俺は焦った。
「オレ達二人はどれだけ真似出来るか勝負すんだよ」
アレクセイ、ではなくユーリが足を組んでそう言った。

「おたくらバカじゃないの!?」

「何だよ、一々大きい声出すなよ」
ユーリが嫌そうな表情で眉を潜めた。
「事の重大さが分かってないんでしょ!?」
「そう騒ぐな、一番楽しいのはお前なのだから」
(…ああ、もう何気に二人共ノリノリだし…)




あの後見てるお前が一番楽しいとか言われたけど
入れ代わった二人が慌てて普通それどころじゃないと思う
なのに二人はなぜか意気投合し、やる気満々だ


(体が鈍るとか言って大将は言ったけど、どこ行ったんだろ…)
するとアレクセイは剣を面白そうに見ている。
それから剣を取るが、…ってあれ…
(あ!アレクセイの中はユーリだったんだ!!)
すっかりユーリだという事を忘れていた。

(でも、あんな活気に有り触れた戦闘狂な大将、何だか新鮮だわ…)
しばらく遠くでぼーっと眺めていた。

拍手[0回]

(禁欲ってこんな辛かったっけ…)

恋人のアレクセイとは同室であるが、
つい欲を抑え切れず、セクハラをしてしまった。
人前でしてしまったため、当時同室すら嫌がられた。

(人前って言っても、さりげなくだけどな…!)

同室になったのは、オレが騒いだから
カロルを釣ってアレクセイに同室を頼んだのは言うまでもない

ジュディに色々言われたがオレは知らねぇ


アレクセイを舐めるように見れば、存在自体が性的だった。
(良い体つきして、なんかエロいんだよなぁ……)
ジュディに目がおかしいんじゃないかと言われたが、正常だ


「そういえば禁欲生活、今日で終わりだよな」
そう言うと、アレクセイは嫌そうな顔をした。
「……何だよ、人が欲に耐えてんだぞ
目の前の獲物を一週間も我慢してたんだから」
「人を獲物というんじゃない」


アレクセイは息を吐き、先程まで読んでいた本を閉じた。
振り返ったアレクセイを見れば眼鏡をかけていた。

「な……」
眼鏡だと―――!?

「そんな下らない事を考えるよりさっさと寝たらどうだ」
アレクセイはベッドに座り、眼鏡を外そうとした。

「ま、待て!」

オレはアレクセイの肩を掴んだ。
「な、なん…うぉっ!?」
そのままベッドにアレクセイを倒した。
「あんたの眼鏡姿、エロい」
「く、まだ……」
オレは近くにあった時計を見せた。

「悪いな、日付越えてんだ」




「はぁっ、そん…な……んッ」
口では嫌がってても態度はそれほどではないようだ
「もしかして待ってたのかよ?」

拍手[0回]


Copyright © Labyrinth All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog 
忍者ブログ [PR]