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つまり、と女性は顔をあげてリーダーと向き直る。
「年齢のみが入れ替わったと考えられます」
誰かが言おうとした、そんなことってあるの?という台詞


ここはヘルサレムズ・ロット、元は紐育だったが一夜にしてこの街は変わった。
信じられないことが日常的に起きるのだ、もしかしたら明日には世界もないかもしれない
簡単にそういうことが言えるレベル、だからといってすぐに認められるほど時代もついて行ってはいない


糸目の少年…だった男性は驚いて動けないままだった。まず服のサイズが合わない
元々ダボついた服装だったにしろ、成長してしまっためか体の所々に違和感がある。



レオとスティーブンの年齢が入れ替わったネタ
中途半端になってしまったのでこれも再チャレンジしたい

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「アタシねえ…アンタみたいなオトコ、かなりタイプなの……」
まるで悪魔だ、僕の武器の一部だった靴は脱がされて転がってしまっている。
足から出ているのだと分かった瞬間に足払いされ、体勢を戻す前に一本取られた。
その際に靴を両足とも取られ、技を放つことは出来なくなった。
となれば、足にはもう期待出来ないので他の方法を考えるしかないのだが


人間の女、と思った相手は女ではあるのだが人間ではなかったようだ
正しくは人間に見せかけた女、だろう。今や肌の色は紫色をしていて目は真っ赤だ
睫毛や口紅、化粧はそのままのようだが今の姿の為なのだろうがあまり意味を成していない
耳はそこそこ尖っており、尻尾が完全に悪魔らしく矢印のような形をしていた。
そしてここが一番悪魔らしくない、羽だったはずがそれは原型もなく変わって僕を捕らえる蔦になっていた。
蔦なのか、何なのか、元々羽だったせいなのもあるのか肌触りがもふりとした羽っぽい
僕を捕らえている羽及び蔦みたいなそれは片翼のみで済んでいるのが恐ろしい
もう片方の右の羽はそのまま羽であって変形すらもしていなかった。


「アンタ、コレが欲しかったんでしょ?」
見せてきたのは書類が入った赤いファイルだった。確かに目的の物はそれだ
しかしそれには答えずに無言を貫けば、くすりと笑われた。
「いいわよ、あげちゃう」
「……は?」
ファイルはテーブルへ静かに置かれた、この女は何を言っている?
女の組織からしても今回の情報漏洩はしてはならないものだろう
万が一広まりでもしたらどうなるか分かったものではない、他の組織ながらつい余計なことも考えてしまったが


「で・も・ね」
よく見れば蔦の先端が尻尾みたいになっており、その尻尾に似た矢印が僕の下唇をなぞった。
「その代わり、アタシみたいな種はオトコが居ないと生きてイケないの……情報よりもそっちが何よりも大事なのよ…」
だから、と続いた。僕はこの後の言葉を出来るだけ聞きたくはなかった。
「アタシの為にいっぱい手伝ってもらうわよ…スカーフェイスさん」
「───!なぜ、その名を」
「あら?憶測だったのにビンゴだったかしら?じゃあアンタってばあのスティーブン・A・スターフェイズなのね」



モブはモブでも女モブ

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忘れていただけ?そんなバカな、そんなことがあるわけない
正確な年齢は知らないけれど、あの人とは結構年が離れているはずだ
僕のこの目で、改めて見てみたら思わぬ事実を知ることになるなんて




「なあザップ、運命って信じるか?」
ソファーで寝転がりながら雑誌を読む褐色肌の青年に突然疑問を投げ掛けた。
「んあ?いきなりどうしたんすか、スカーフェイスさん」
「いや、さ、偶然とかあるだろ?」
何が言いたいか分からないような顔をしている、分かったらそれはそれで困るけどな
「……ちょっとそういうことが起きたからさ、嬉しくてね」
「ふーん…確かに顔が嬉しそうっすね」
嬉しくて当然だ、なぜなら繋がりが見えたからだ。これは思わぬ出来事で
そういえば、と立ち上がった。



レオ+ステっぽいけど、一応レオステの予定だった。
確かかなり歳の離れた兄弟って設定だったはず

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