Category
Search
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
すると徐庶殿は新たに枷を手首に嵌めて来た。
「ッ!?な、何を!」
ぐっと顔が近づけられ、目の前には彼の顔が
「君には逃げられたくないんだ、愛しているよ」
逃げる間もなく、そのまま深く接吻された。
頭や顎を押さえ付けられ、それに応える他なくなる。
ようやく離され、私はどうしたらよいのか分からなくなっていた
彼は、どこかおかしい 私を愛しているだのと、何を言っているんだ?
たまに顔が女みたいだと罵られることはあるが、どう見ても私は男だ
しかし徐庶殿にとってはそこではなく、性別を越えて私に言っている。
だからといって、こんなふうにするなんて… 一体何を考えているというのか
「徐庶、殿…!枷、取って下さい……」
酒を注ぎきった彼にそう言えば首を傾げて私に向き合った。
「取ったら逃げてしまうだろう?君と一緒に居たいんだ」
そう言いながら彼は私に笑顔で近寄って来た。
嫌な予感がした私は即座に起き上がり、枷が許される範囲の限界まで退いた。
「い、嫌です…もう変なこと……」
すると徐庶殿の顔は途端に冷徹になった。
「姜維殿が拒むのは勝手だけど、俺は俺で、君を愛すよ」
「そ、そんなっ……!」
彼はゆっくりと盃を持って近づいて来た。
一歩一歩が、何をされるか、分からなくて
「…俺と、飲もう?」
断ろうと思った、しかしほとんど拒否権のない私が断るのは先が恐ろしい
ほんの少しだけならいいかと、躊躇いながらも盃を受け取った。
「ふふ、ありがとう」
早速飲む彼を横目に見て、私も盃を傾けた。
「どうかな、結構良い酒なんだよ」
「…私が酒をあまり飲めないこと、知っているでしょう?」
「ああ、知っているよ」
次に目を覚ます頃は悪夢だと感じた。
しかし意識なんて保てるはずもなく、闇に消えた。
私にとってはとても長い時間だったが、実際は分からない
「む……ううっ…」
寝起きは最悪、と言いたかったがそれどころじゃなかった。
いつの間に全裸になっていたからだった。
「やあ、起きたかい?」
待ちに待った、という表情で彼は牢に入って来た。
私的には長い時間寝ていた気がしていたが、様子を見る限りそうではないみたいだ
「や、やあって……」
私としては冗談ではない問題だ、なぜ牢で全裸の状態なのか
これでは完全に捕虜だ、彼に対して既に半信半疑な私は身を縮こませるしかなかった。
「ッ!?な、何を!」
ぐっと顔が近づけられ、目の前には彼の顔が
「君には逃げられたくないんだ、愛しているよ」
逃げる間もなく、そのまま深く接吻された。
頭や顎を押さえ付けられ、それに応える他なくなる。
ようやく離され、私はどうしたらよいのか分からなくなっていた
彼は、どこかおかしい 私を愛しているだのと、何を言っているんだ?
たまに顔が女みたいだと罵られることはあるが、どう見ても私は男だ
しかし徐庶殿にとってはそこではなく、性別を越えて私に言っている。
だからといって、こんなふうにするなんて… 一体何を考えているというのか
「徐庶、殿…!枷、取って下さい……」
酒を注ぎきった彼にそう言えば首を傾げて私に向き合った。
「取ったら逃げてしまうだろう?君と一緒に居たいんだ」
そう言いながら彼は私に笑顔で近寄って来た。
嫌な予感がした私は即座に起き上がり、枷が許される範囲の限界まで退いた。
「い、嫌です…もう変なこと……」
すると徐庶殿の顔は途端に冷徹になった。
「姜維殿が拒むのは勝手だけど、俺は俺で、君を愛すよ」
「そ、そんなっ……!」
彼はゆっくりと盃を持って近づいて来た。
一歩一歩が、何をされるか、分からなくて
「…俺と、飲もう?」
断ろうと思った、しかしほとんど拒否権のない私が断るのは先が恐ろしい
ほんの少しだけならいいかと、躊躇いながらも盃を受け取った。
「ふふ、ありがとう」
早速飲む彼を横目に見て、私も盃を傾けた。
「どうかな、結構良い酒なんだよ」
「…私が酒をあまり飲めないこと、知っているでしょう?」
「ああ、知っているよ」
次に目を覚ます頃は悪夢だと感じた。
しかし意識なんて保てるはずもなく、闇に消えた。
私にとってはとても長い時間だったが、実際は分からない
「む……ううっ…」
寝起きは最悪、と言いたかったがそれどころじゃなかった。
いつの間に全裸になっていたからだった。
「やあ、起きたかい?」
待ちに待った、という表情で彼は牢に入って来た。
私的には長い時間寝ていた気がしていたが、様子を見る限りそうではないみたいだ
「や、やあって……」
私としては冗談ではない問題だ、なぜ牢で全裸の状態なのか
これでは完全に捕虜だ、彼に対して既に半信半疑な私は身を縮こませるしかなかった。
PR
数分後に渡って首を舐められたり、吸われたりする行為が続けられた。
「…はぁ……姜維殿、君は、本当にたまらないね…」
うっとりした表情の彼に私は絶句していた。
何のために、私にこんなことをしているのか
「じ、徐庶、殿……ちゃんと、説明して下さい…!」
牢にいること事態がよく分からないというのに、彼から妙なことをされるわで混乱しない方がおかしい
「…説明も何も、俺は君が好きなんだ もう誰にも渡さないよ」
「……え?…えぇっ!」
頭で整理をしようと思ったところで押し倒され、唇を奪われた。
逃げる術をなくした私は彼からの接吻を受け入れる他なかった。
舌はよく絡み、塞がれて逃げ場をなくす
身体を横にして避けようとするが彼も馬鹿ではない、あっさり押さえ込まれた。
それから再び強く抱きしめられ、私はもう訳が分からなかった。
「君は、いつも良い匂いがするね もう、それも俺の物だ……」
首に何度かまた口づけを落とされ、私は動揺した。
そうだ、と彼は何か思い出したように顔を上げた。
「少し待っていてくれ」
そう言って彼は牢から出てどこかへ行ってしまった。
結局なぜ此処にいるのか不明で、私は呆然とするしかなかった。
相変わらず拘束されており、いい加減鬱血してしまうのではないかと思った。
もう、状況がどうだとかというよりは彼が私を好きで閉じ込めている気がした。
恐らく私は酒で意識が飛んだところを彼に運ばれ、寝台ではなく牢に移動された…ということだろう
(いくら好き、とは言われても…これでは立派な監禁だ……)
靴の音が聞こえ、徐庶殿が戻って来たのを察した。
「お待たせ、酒でも飲もうか」
「えっ!?こんな所で飲んでも、酒は不味いだけですよ……」
そう言うと、彼は私を見据えながら近寄った。
「姜維殿がいれば美味しくなるよ」
瞬時に軽く口に接吻され、私は慄いた。
「……ど、どうしてこんなことを…」
「言っただろう?君が好きなんだ、監禁してしまうほどにね」
二つの盃に酒を注ぎながら彼は嬉しそうに言った。
痺れ出してきた手先を思い出し、私は横を向いた。
「一つ、お願いがあるのですが…縄を」
彼は私の手を見て、思い出したように立ち上がった。
「すまなかった、きつく縛ってしまっていたな」
そしてさりげなく甲にも接吻を落とされた。
縄は解かれたものの、力が入らないのでそのまま横になった。
「…はぁ……姜維殿、君は、本当にたまらないね…」
うっとりした表情の彼に私は絶句していた。
何のために、私にこんなことをしているのか
「じ、徐庶、殿……ちゃんと、説明して下さい…!」
牢にいること事態がよく分からないというのに、彼から妙なことをされるわで混乱しない方がおかしい
「…説明も何も、俺は君が好きなんだ もう誰にも渡さないよ」
「……え?…えぇっ!」
頭で整理をしようと思ったところで押し倒され、唇を奪われた。
逃げる術をなくした私は彼からの接吻を受け入れる他なかった。
舌はよく絡み、塞がれて逃げ場をなくす
身体を横にして避けようとするが彼も馬鹿ではない、あっさり押さえ込まれた。
それから再び強く抱きしめられ、私はもう訳が分からなかった。
「君は、いつも良い匂いがするね もう、それも俺の物だ……」
首に何度かまた口づけを落とされ、私は動揺した。
そうだ、と彼は何か思い出したように顔を上げた。
「少し待っていてくれ」
そう言って彼は牢から出てどこかへ行ってしまった。
結局なぜ此処にいるのか不明で、私は呆然とするしかなかった。
相変わらず拘束されており、いい加減鬱血してしまうのではないかと思った。
もう、状況がどうだとかというよりは彼が私を好きで閉じ込めている気がした。
恐らく私は酒で意識が飛んだところを彼に運ばれ、寝台ではなく牢に移動された…ということだろう
(いくら好き、とは言われても…これでは立派な監禁だ……)
靴の音が聞こえ、徐庶殿が戻って来たのを察した。
「お待たせ、酒でも飲もうか」
「えっ!?こんな所で飲んでも、酒は不味いだけですよ……」
そう言うと、彼は私を見据えながら近寄った。
「姜維殿がいれば美味しくなるよ」
瞬時に軽く口に接吻され、私は慄いた。
「……ど、どうしてこんなことを…」
「言っただろう?君が好きなんだ、監禁してしまうほどにね」
二つの盃に酒を注ぎながら彼は嬉しそうに言った。
痺れ出してきた手先を思い出し、私は横を向いた。
「一つ、お願いがあるのですが…縄を」
彼は私の手を見て、思い出したように立ち上がった。
「すまなかった、きつく縛ってしまっていたな」
そしてさりげなく甲にも接吻を落とされた。
縄は解かれたものの、力が入らないのでそのまま横になった。
数日前までは朝日を気持ち良く感じ、
風になびかれ鳥の優しい声を聞きながら
我が大志を貫く為に鍛練をしていた。
――――というのに、今は目隠しをされていて周りが把握出来ない
長い時間、縄で手首は縛られていたようで手が少々冷たくなっている。
足は縄ではなく枷があるため、どちらにせよ動けない
こういったことになる以前に記憶がなかった。
酒を飲み、やや気分が良くなってからは覚えていない
誰が居たか…徐庶殿らと飲んで……先が思い出せない
此処は恐らく、牢…だろうか 私が何かやってしまったのだろうか?
そうであったとしたら案外洒落にならない
しばらくすると靴の音が響いた、こちらに向かって来ているようだ
狸寝入りを決め込もうと思ったが、状況が分からない以上はどうしようもない
来ている人数は…一人のようだ、檻の前でその音は静まった。
「…あの……すみません…」
「やっと、起きたんだね」
放たれた声は紛れも無く徐庶殿の声だった。
どうやらこの事態を把握しているみたいだ
「あ、あの!私、何かとんでもないことをしてしまったんですか…?」
檻の鍵を外し、牢へと彼が入って来ているのが分かった。
近づいてくる度に、やはり何かやってしまったのかと不安が高まる。
「その前に、君の顔が見えないのは惜しいな」
焦る私を余所に、彼は目隠しを解くために後ろへ回った。
しかし見えないのも困ると判断した私は静かに待った。
ようやく視界が解放され、辺りを見回せば予想通りの牢だった。
「私は…何か、無礼なことを…?」
「してないさ」
その一言で私は更に分からなくなった。
何もしていないということだ、と思う
だがそれならば、なぜこうなったのか
「ああ、駄目だ 抑え切れそうにないよ」
いきなりそう言いはじめたと思えば彼に抱きしめられた。
何事かと即座に状況を把握することが出来ず、最初は何も言えなかった。
「あ、のっ 何を……うぁあっ!?」
首筋を舐められ、私はゾッとした。
もしや、私の首を掻き切るつもりなのか…!?
「大丈夫だ、俺は君を大事にするから」
「な、にを…ッ」
抵抗も空しく、彼にされるがままだ
舐められるだけではなく吸われて、ちゅっ…と水音が響く
「徐庶っ殿!一体、何を……!」
理解し難い行為に私は混乱した。
風になびかれ鳥の優しい声を聞きながら
我が大志を貫く為に鍛練をしていた。
――――というのに、今は目隠しをされていて周りが把握出来ない
長い時間、縄で手首は縛られていたようで手が少々冷たくなっている。
足は縄ではなく枷があるため、どちらにせよ動けない
こういったことになる以前に記憶がなかった。
酒を飲み、やや気分が良くなってからは覚えていない
誰が居たか…徐庶殿らと飲んで……先が思い出せない
此処は恐らく、牢…だろうか 私が何かやってしまったのだろうか?
そうであったとしたら案外洒落にならない
しばらくすると靴の音が響いた、こちらに向かって来ているようだ
狸寝入りを決め込もうと思ったが、状況が分からない以上はどうしようもない
来ている人数は…一人のようだ、檻の前でその音は静まった。
「…あの……すみません…」
「やっと、起きたんだね」
放たれた声は紛れも無く徐庶殿の声だった。
どうやらこの事態を把握しているみたいだ
「あ、あの!私、何かとんでもないことをしてしまったんですか…?」
檻の鍵を外し、牢へと彼が入って来ているのが分かった。
近づいてくる度に、やはり何かやってしまったのかと不安が高まる。
「その前に、君の顔が見えないのは惜しいな」
焦る私を余所に、彼は目隠しを解くために後ろへ回った。
しかし見えないのも困ると判断した私は静かに待った。
ようやく視界が解放され、辺りを見回せば予想通りの牢だった。
「私は…何か、無礼なことを…?」
「してないさ」
その一言で私は更に分からなくなった。
何もしていないということだ、と思う
だがそれならば、なぜこうなったのか
「ああ、駄目だ 抑え切れそうにないよ」
いきなりそう言いはじめたと思えば彼に抱きしめられた。
何事かと即座に状況を把握することが出来ず、最初は何も言えなかった。
「あ、のっ 何を……うぁあっ!?」
首筋を舐められ、私はゾッとした。
もしや、私の首を掻き切るつもりなのか…!?
「大丈夫だ、俺は君を大事にするから」
「な、にを…ッ」
抵抗も空しく、彼にされるがままだ
舐められるだけではなく吸われて、ちゅっ…と水音が響く
「徐庶っ殿!一体、何を……!」
理解し難い行為に私は混乱した。