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仇の裏は何だろう
今はそこまで怒りが込み上げる程ではない
男に興味なんてないが、猛将ならば話は別だ
それは置くとしても甘寧にはやたらと興味がある


「…何する気だよ?」

下を向いて寝ていると思った相手はゆっくりと顔を上げた。
酒で酔わせ、寝かせたというのに予想よりも早いお目覚めだ
捕らえてもなお、あの姿勢は変わらない

俺は近くに寄り、短刀を首に寄せた。
「寝首を掻きに来た……ってのは、嘘だ」
短刀を投げ捨て、首を掴んだ。
いつも見えるこいつの首、思わず爪を立てた。
「…あぁ?はっきりしねえなあ」
喋る度に動く喉がたまらず、更に力を込めた。
これ以上指先に力を入れたらきっと――――。
違う、俺のしたいことはこいつの首が欲しい訳じゃない
自分でもよく分からないのだが、ソソられるのだ

「あんたを何度も…殺したい、殺したいって!……願ったよ」
鎖骨から首筋にかけて舌で伝い、少し震えたのを直に感じる。
でも、と続けてこいつの目を見た。
「殺すことが出来ないなら、いっそ手中に入れちまえばいいんだって」
「はっ、腑抜けたこと言ってんな」

きっと俺は、こいつが堕ちて行く様が見たいんだ
そう分かった時にはこいつの喉に浅く噛み付いていた。
俺という証を残すのだ、そう考えるととても興奮する。
「何しッ!?」」
暴れ出したところで逃れられやしない
俺の中でこいつは、ずっとずっと……
「ッあ!…やめ、ろっ…!」
信じられないという表情で俺を見た。

嗚呼、これだ こいつのこういう顔だ
何をするか分からない、慄いた表情

「…へえ……興味わいてきたよ」
流れるように手を下げて行き、乳首に触れた。
それからキュッと摘めばじれったそうに身体を捻った。
「ちっ、くそっ…ふざけんのもいい加減にしろよっ…!」
舌を出し、頬から左目の横にかけて大きく舐めた。
細くて力強いこいつの目、誘われるように舐めた。
そうすれば迷いと理解出来ないという感情をこいつは見せた。
「てッめ!な、にしやがる…!?」
明らかに動揺して片目を何度も瞬きさせているが、不快感が拭えないのだろう
ゾクゾクした、内側から沸き上がる気持ちが既に溢れ出ていた。

耳の上の髪を少し後ろに流し、耳の中を舌で挿入する。
「いい加減しろっ!死に…!」
頭を固定し、より鮮明に狂わせるため波打つような音を聞かせた。
「っあ……気持ち悪ィ、んだよ!」
ガチャガチャと枷を鳴らすが、力を無駄に使うだけに終わる。

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