アルリド

「おたく……生きてる？」
つんつんと指で頬を突かれてる最中に目を覚ました。
「………は…？」
いきなり目覚め、声を発すれば男は驚いた。
起きたっ！とか言ってる、起こしたのお前だろ

記憶を失った辺りを思い出そうとしたがやめた
何もかも考えるのが嫌だ、上からも下からも押し潰される人生

このまま、一人でどこかに行けたら良いのに

アルレイ4

突然、ぎゅっと後ろから抱きしめられた。
「ど、どうしたの？」
急な出来事にレイアは即座にそう尋ねた。
しかし私を抱きしめて来た人物、アルヴィンは何も答えない

アルイバ

急に現れたと思ったら突然抱きしめて来た。
ミラ様にも抱きしめられたことがないというのに…！

最初は当然慌てた、というか慌てた。
「何なんだ！急に、お前っ」
大の大人に、しかも特別仲良くしていたわけでもない
「いいから、しばらく黙っててくれ…頼む」
聞いたことないぐらいに低く、耳元でお願いされた。

何分経っただろうか、覚えているはずはないが