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『シュヴァーン』
彼は窓際で空を眺めていた。
『私は、どうやらお前を好きになってしまったらしい…』
『!』
アレクセイは俯き、申し訳ないような表情をしながら振り返る。
それから歩み、シュヴァーンの前に立った。

戸惑っていた彼の燃える瞳
揺らいでいた気持ち
(大将でも…こんな顔を……)
『すまない、変だと思っ『いえ』
シュヴァーンは顔を横に振った。
『仕方のない事だと思います、大将も男ですし』
『…お前を見ていると羨ましくて仕方がない』
シュヴァーンは首を傾げた。
『女が纏わり付くからな、私なぞ近付いたら女ではなく男が来る』
『尊敬されているんですよ』
アレクセイはその様子のシュヴァーンに呆れていた。
『お前は、手を出し過ぎだ』
苦笑するシュヴァーンをアレクセイは再び呆れる。

『』

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しばらく飲んでいて、ふと彼が立ち上がった。
何事かと思い、彼を見ていればキスをされていた。

『ん、ちょあっ、アレクセイ団ちょ…!』

油断していたため、身動きをとる事が出来ず、あっさり捕まる
壁際に寄られ、それはそれは深いキスだった。

軽いキスなら良かった。
でもそうではない

基本ディープに追加でフレンチ
足りなければ再度要求



(しかも聞けばキスした事は覚えてないとか……)
テクニックがありすぎて腰が砕けそうになった。

それを青年達も受けている。
確か、彼らと同じくらいの年齢であのキス事件になった気がする
まだまだ若いアレクセイは、あの頃より更に上手くなったのだろう

止めに入ればキスの餌食
ただ見る事だけしかレイヴンは出来なかった。


「んぁ、…はぁっ……」
ようやく離されたフレンは顔が赤かった。
そして疲れたようにその場で横になっている。

「ア、アレクセイ…」
ユーリがそう呟けばアレクセイは彼を見る
「…も、っと…してくれよぉっ」
それに薄く彼は笑い、再び目の前でキスし始めた。

今度はユーリ自身も積極的に


その間もレイヴンは酒をちょびちょび飲んでいた。
酔って眠くなった三人を何とか出来るのは自分しか居ないからだ


「ふぁ、ん……は、ぅ…」
ぴちゃぴちゃとやらしい音を響かせる。
「んぁ…も、……だめっ……」
ユーリは弱々しくアレクセイから離れ、倒れてしまった。

様子からして寝ている。


そしてアレクセイもまた、ゆっくり瞳を閉じて寝始めた。

レイヴンは軽く溜息をつき、三人に掛け布団をかけた。


それからまた一人、酒を注ぎ込んだ。

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「…って、大将…もう飲むのやめた方が……」
レイヴンが急に慌てて止めたため、ユーリは首を傾げた。
「何でだよ?いいだろぉ、今更止めなくても…」
アレクセイも、ふ と笑ってから再び飲み始めた。

「……ユーリ…」
「あん…?」


名字呼びじゃないのに気付こうよせーねん!
二人共顔真っ赤だし、フレンちゃんもなんか緩い!


「久々に、飲んでるような気がします…」
笑顔は絶やさないフレンちゃん、流石…?

「ユーリ」
「ん?…ぅっ!?」

腰を抱いて、後頭部を固定されたユーリはキスをされていた。
ああ、やっぱり とレイヴンは対に座ってて正解だと思った。

「ふ、ぁ…ん……!」
結構濃厚である。

拒否しようにも、押し倒されていて力が入らないようだ。
酒の力もあるから尚更かもしれない

「んぅ…っ……はぁ、」
ようやく離されたユーリは苦しかったようで、若干涙目のようだ

「な、にすんだよぉ…っ」
「…その顔、たまらないな」
再び唇を重ねられ、ユーリは小さく息を吸った。

「ん、あぁ…や……」
フレンチキスをしているようだった。


「…レイヴンさん、止めないんですか…?」
酔っているとはいえ、フレンはまだ深く酔ってはいないようだ
「…フレンちゃんが止めたら?」
「あ、そうでした」


フレンはアレクセイとユーリを引きはがしにかかった。
「はぁっ…あ、フレン……っ」
「…フレンか……来なさい」
アレクセイは振り返り、今度はフレンを押し倒した。
それから逃がさないよう両手首を掴んで、あまり抵抗出来ないように

「ぅあっ、んっ……!」
あっという間にフレンも巻き込まれてしまった。

ユーリはそれをぼーっと見ている。
ボケているのか、唖然としているのかさっぱりだ

「…や、ふぁっ!んっ」
フレンチキスに移り、フレンが眉を潜めた。

レイヴンはというと、最初は驚いたものだった。



『せっかく二人で来たんですから飲みましょうよっ』
多量の酒を注ぐと、アレクセイはグラスを持って止まった。
不思議に思って視線を当てれば彼は苦笑していた。

『酒は嫌いではないのだが…記憶を忘れてしまうというか…』
『誰でもたくさん飲めば忘れると思うのですが?』
そんなものだろうか、とアレクセイは呟いた。

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