忍者ブログ
New
(10/18)
(10/18)
(10/18)
Search
[ 400 ] [ 399 ] [ 398 ] [ 396 ] [ 395 ] [ 394 ] [ 393 ] [ 392 ] [ 390 ] [ 389 ] [ 388 ]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

アレクセイがオレらの仲間になって気付いた事がある
本当はとても抜けているヤツなんじゃないかと

以前の姿は、騎士団の団長として威厳のある人として名を広めていた。
しかし今はどうなのだろう、以前の彼とのギャップを非常に感じる

そしてまたそんなヤツに魅せられているオレがいて


(……好き、なんだよな…これは)


目でアレクセイを追っているのも自覚している。
またそれを後で気付き、恥ずかしくなる自分が居るのだ


「あれ、アレクセイ カロル達はどこ行ったんだ?」
他にもジュディスと、凛々の明星入りしたレイヴンが居ない
ラピードはアレクセイの足元に体を横にして寝ていたが

「遅かったな、少年達は今娯楽を楽しんでいるようだよ」
「…くっそ、何で起こしてくんなかったんだよ…」
がりがりと後頭部を掻きながら乱暴に椅子に座った。
「ローウェルは遊園地が好きなのか?」
「あぁ、最近ギルドが設立したヤツか
…たまにはオレだってはしゃぎてぇよ」
軽い溜息をつき、だらりと体を楽にした。

「昨日はお疲れだったようだからな
無理に起こす事も出来んだろう」
そうだけど、と ユーリは再び溜息
「…なら、私で良ければどこか行くか?」
「え、」
驚いて顔を向ければアレクセイは微笑んだ
「私で、良ければ」

その微笑みが何だか癒されている自分が居て
「行くなら行こう」




「それにしても、ローウェルはいつも気を抜けんかったのか?」
苦笑しながらオレを見るアレクセイ
手には食べ物だらけ、風船もいくつか浮いている
「まるで子供だな」
「う、るせ!オレだってたまには羽伸ばしてぇっての」
ぶつくさ言いながら先を歩く

「我が子のようだ」
吹きかけた
驚いて振り返ったが、ん?という表情
(……死ぬかと思った…)


それからアトラクションを楽しみ、ひとまず休みを取る
「アレクセイは何が良い?ソフトクリーム」
「この赤いやつが良いな」

(くそ、いちご選ぶとか…!可愛い…)

拍手[0回]

PR
Comment
Name
Title
Font Color
Mail
URL
Comment
Password

Copyright © Labyrinth All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog 
忍者ブログ [PR]