忍者ブログ
New
(10/18)
(10/18)
(10/18)
Search
[ 399 ] [ 398 ] [ 396 ] [ 395 ] [ 394 ] [ 393 ] [ 392 ] [ 390 ] [ 389 ] [ 388 ] [ 387 ]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「ここに強力な魔物が居るんです
中々退治出来なくて…騎士も数少なくて…」
「それで?」
「退治をお願いしたいのです」
ユーリと共にアレクセイは黙り込んだ。
「……それが騎士団のやることかよ」
「待てローウェル、私は聞いたことがある」

そこの森を進むと遺跡のようなものがあるそうだ
その遺跡を入るには扉を開ける者が必要となる
左右に三人、計六人の守護者が必要なんだそうだ

「我々で済むかと思ったんですが、騎士の数も少なくて、協力もなくて…」
(フレンの言ってた通り、騎士団の連中が少ないのは事実だったのか)

「守護者に当たる人達が我々で丁度なんです
お願い出来ないでしょうか…」
しばらく置いた後に、ユーリが口を開き、発言しようとした時だった。
「分かった、やろう」
「お、おい アレクセイ!」

「私はこんな形でも騎士団を守りたい
小さな所でシーフォの手助けになれたら良いのだ」
そう言われ、その時は言い返せなかった。

(シーフォ、かよ…あいつの瞳にゃあオレは移ってねぇのかよ)
悪態つきながらも遺跡にたどり着き、中へと入った。


中は対して特に何もなく、進むだけ
「待てよアレクセイ」
構わず進むアレクセイにユーリはムッとなった。
「アレクセイ!!」
ガッと胸倉を掴み、壁に寄せた。
「な、何だっ…何だローウェルっ」
「あんたは…オ、オレの……」

拍手[0回]

PR
Comment
Name
Title
Font Color
Mail
URL
Comment
Password

Copyright © Labyrinth All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog 
忍者ブログ [PR]