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「なら、ご希望に応えてやんねぇとな…?」

「え、あっ、ちょっ」

ユーリは水音をわざとたたせ、レイヴンを更なる快感に導いた。

先程の接吻と変わった事、それは舌が絡められたこと

「んぅっ……」

吸引が強く、レイヴンは唸った。

「ふあっ!…ユ、ユーリっ!」

無理矢理引きはがして相手を睨んだ。

わりぃ、と繰り返す彼は笑っていた。

「嬉しいけど…もっと優しくしてよ」

「おう」

ユーリはゆっくり唇に触れ、レイヴンの口内に入り込む

「は、ぁ…ん」

舌を捕らえ、淫らな音を奏でる。

相手の舌がざらりとしている。

それがまた興奮を高める。

すっ、とユーリが動いたかと思うと、腰に手が添えられた。

「ん…ぷぁっ、ユーリっ!」

レイヴンは手首を掴んだ。

「だめ…っ」

そう言われたユーリは肩をすくめた。

「明日に響くってか」

「分かるならやめてってば」

しゃーねぇな、とユーリはレイヴンの唇を一舐めして離れた。

「後で、たっぷり愛してやんよ」

「その日が楽しみで怖いわ」

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