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「それ、は……」

瞳が、ちらついていた。
非常に醜い、まだ 迷いがあるとは

「独りになりたいのか?」

アレクセイは顔を振った。
だが、再び 俯いてしまった。

「私の想いが通じぬか?」

私は無理矢理、アレクセイの顎を上げた。
それは強制され、私と目が合う

「し、かしっ…!」
「分からず屋な」


噛み付いた。


「ッあ!デュー、ク…!!」
首へ目掛け、私は噛み付いた。
舌で撫で上げ、吸い上げる。

「やッ、デュークっ」

首が弱いらしい
アレクセイは、ゆっくりと倒れた。

その上から私は構わず続けた。

「んッ!やめ、デューク…っ!」
「っ……私の物になるなら、やめてやる」

「そ、そんなの…分からな、い……ひッ!?」


私は彼に馬乗りになり、私の跡を再び残した。
「どうする?」

「分かった、から……やめ、…て」
弱々しく彼はそう言った。

私の芯が、嬉しさで震えた。

「アレクセイは私の物だ」
一つ、優しい口づけを落とした。

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