Category
Search
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ぱち、ぱちち… 静かに火が散った。風向きが変わり、胡座をかいていた片膝を静かに立てた。
一瞬で決めてやる。鞘から勢いよく妖刀を引き抜き、斬る。
「ガはッ……!」
さらに大きく斬り上げ、そこに遠慮など必要ない
鳥のような姿を象った悪魔は呻き苦しそう乞うてきたが、赤く光る胸元の光を目掛け貫いた。
赤黒い血と硬い破片が飛び散り周囲を汚した。
(何が悪魔だ)
俺の父上を、母上を、俺の目の前で殺したのだ。いくら殺しても殺しても、悪魔は復活する。
悪魔はこの世から一匹残らず俺が殲滅してやる。そう、強く誓い生きてきた。
「……ぐ、…」
顔を上げ、亡骸と化したと思っていた鳥の首を掴み上げた。
「まだ息があったのか、酷なことをしたな」
妖刀を構え一刀両断。胴体は崩れ、死を確信した時だった。
「くっ…!」
血があらゆる方向に吹き出し、段々とそれは紫に変わっていった。
首を投げ捨て、腕で顔を拭った。穢らわしい悪魔の血だ、さっさと洗い流して次に向かわなければ
そういえば近くに川があったはずだ。そこを目指して俺は歩きだした。
「……っくそ…」
一瞬で決めてやる。鞘から勢いよく妖刀を引き抜き、斬る。
「ガはッ……!」
さらに大きく斬り上げ、そこに遠慮など必要ない
鳥のような姿を象った悪魔は呻き苦しそう乞うてきたが、赤く光る胸元の光を目掛け貫いた。
赤黒い血と硬い破片が飛び散り周囲を汚した。
(何が悪魔だ)
俺の父上を、母上を、俺の目の前で殺したのだ。いくら殺しても殺しても、悪魔は復活する。
悪魔はこの世から一匹残らず俺が殲滅してやる。そう、強く誓い生きてきた。
「……ぐ、…」
顔を上げ、亡骸と化したと思っていた鳥の首を掴み上げた。
「まだ息があったのか、酷なことをしたな」
妖刀を構え一刀両断。胴体は崩れ、死を確信した時だった。
「くっ…!」
血があらゆる方向に吹き出し、段々とそれは紫に変わっていった。
首を投げ捨て、腕で顔を拭った。穢らわしい悪魔の血だ、さっさと洗い流して次に向かわなければ
そういえば近くに川があったはずだ。そこを目指して俺は歩きだした。
「……っくそ…」
PR
Comment