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朝起きてみて体に不快感があったんだ

時刻はまだ夜中の二時

変だなとは思ったが、体は特に異常なし

そのまま寝に入ったんだ


翌日
体を揺さ振られて起こされた。
目を開けるとそこには僕が

え、何で僕がそんな所に?
僕は変な夢を見ているのか?

「目ぇ覚ませ!」
べしりと僕自身に頭を叩かれる。
「え?え?」
「オレはユーリだ!」
僕自身の顔でユーリと言われても困る
「体よく見てみろ!」
「あれ…?」

服装もユーリの全体的に黒い服で、左手首には魔導器
僕自身は目の前に居て、心はユーリの中

「…随分愉快な夢だね、おやす…ぐっ!」
「寝ようとすんな!」
再び頭を殴られ、痛さに顔をしかめた。
「夢じゃないのか……」
「さっきから言ってるだろ!」

「どうすんだよコレ…つーか、お前の服重い、肩凝る」
「良いじゃないか、たまにはこういうサプライズ」
ユーリは呆れて溜息をついていた。
「なおらなかったらどうすんだよ…」
「何だよユーリ、随分心配性じゃないか」
「いや、お前が心配し過ぎじゃないことが不思議だぞ」

そうだなぁ、と悩むフレン
「よし、じゃあこの機会にお互いに成り済まそうじゃないか」
「はぁ!?何言ってんだお前」
ユーリの顔はかなり不機嫌そう。と言っても自分の顔だが
「お互いの事をどれくらい知ってるかが試されるね」
ユーリの姿をしたフレンは起き上がって皆の所へと行ってしまった。

「まだリタとカロルは寝てんのか?」
フレンは体育座りではなく、きちんと片足は立てて、もう片足を横にした。
「えぇ、リタは本見て夜更かししてカロルは妄想で夜更かしよ」
「ぶっ!妄想って…あ、あのナンって子の?」
レイヴンが笑いを堪えて片手を口にあてていた。
「つーか、エステルとパティはどうしたんだ?」
「二人なら今日一緒に料理当番よ」
成る程な、とフレンは言った。

(何であいつ、あんなに真似出来んだよ…!?)
仕種も完璧、仲間の呼び方もちゃんと略されていた。
(…仕方ない!いつまでも此処に居る訳にも行かないしな…)

ユーリ、もといフレンは皆の集まって居る所へと歩んだ。
「お、フレン やっと来たな」
「あ、あぁ…おはよう」
にこりとあのよく見る笑顔をする。
しかし、出来ているかどうかなんて分からない

「おはようさん」
レイヴンは手をひらひらさせていた。
「おはよう」
ジュディスはにっこりと笑った。
「ワンッ」
ラピードは体を丸めながらも待機していた。

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