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嗚呼、段々苛々して来たぜ
何でこんなにフレンは上手いんだ
というよりもうどうにでもなっちまえよ

「あぁあああ!!いい加減にしろっ!!」
「ぐわっ!?」

「フレン、てめぇ…言いたい放題言いやがって…!!」
そう言うとユーリ…フレンの顔は呆けていたが、ぷっ、と吹き出した。
「あっはははは、やっぱりユーリには出来なかったか」
そう言われ、ユーリはムッとした。


「あら、観戦してたけどやっぱりおかしかったのね」
「うんうん、でもちょっと面白かったかも」
物影からジュディスとレイヴンが出て来た。
「み、見てたのかっ!?」
いかに自然に振る舞おうとしてた自分が馬鹿みたいだ
「けど、必死なユーリも楽しかったよ」
「ひ、人を見物にしやがって…!」
ユーリは手をわなわなさせていた。

「けど、一体どうしたらそうなったのかしら?」
「俺様ジュディスちゃんとなら入れ代わりた…ぐはっ!」
ジュディスに軽くひっぱたかれたレイヴンが倒れた。

「朝起きたら入れ代わってたんです」
ユーリが正しい言葉遣い
「ったく、迷惑で仕方ねぇよ」
フレンは汚い言葉遣い

「何だか新鮮味はあるわな」
レイヴンが頬を押さえながらそう言う。
「じゃあ、また寝たらいいんじゃないかしら?」
「そんなもんか?」
さぁ?とジュディスは即答した。

「けど、俺様は流石に剣の振り方辺りでおかしいと思ったわよ」
「やはりごまかせませんでしたか…ユーリのせいで」
「全部オレのせいにすんなっ!」

「けど、どうやったらなおるんだ?」
ユーリが首を傾げる。
「うーん、分からないなぁ…」
「二人共、話を聞いたぞっ」
パティが二人の間に割って入った。
「あっ、ユーリが凄い優しい顔してるのじゃ~」
「いつもは優しくねぇのかよっ、つーかどうすんだよ!」
パティがしばらくうーん、と唸る。

「あ、もしかしたらっ」
立ち上がったパティは詠唱を始めた。
二人は疑問の表情
「てやっ、クリティカルモーメント!」
「おわっ!?」 「うわっ!?」
辺りに光が散乱した、と思った時には元に戻っていた。
あっさりとなおり、二人は唖然
「…な、なおった…!」
「うんうん、予感が当たったのじゃ~」
パティは胸を張った。
「もう少しユーリを楽しんでも良かったかなぁ」
「オレはもうやりたくねぇ…」
ユーリはへとへと座り込んだ。

「けど、息抜きにはなったね」
「だからそれはフレンだけだろっ!」

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