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高い声が心地良くて

蒼くて優しい光が私を照らす

嗚呼、綺麗だな

ホッとして息を吐いた





「!」

驚いて目を開けば広がる青空
しばらく、そのままだった。

風が私に位置を知らせた。

起き上がれば怪我もないし、何も変わっていない
辺りを見ればここは見覚えがある、ザウデ不落宮だ


「私は…死んだのではなかったのか?」

後頭部に衝撃を受け、気付けば俯せで骨は一気に崩れ、防具なんて守りに入らない
覚えている、魔核は私を下敷きにした。
それらが私を圧迫し、骨は簡単に折れて砕けた。
下敷きになった一秒までしか記憶がない
後は覚えているも何も、死んだのだろう


身体を起こせば、見たことある風景
人間も居なければ尋ねようがない

とりあえずここから出ようと考えた。
武器も、食料も、何もないのだ

下り、何かないかと探せば小さなボート
オールも律儀にあって、少し苦笑した。

しかし、ここから他の大陸へ行こうにも かなりの距離がある。
ところが何もない訳で、ここに居ても仕方がないのである。

無謀だとは思ったが、何もしないよりは良いと考えて漕いだ。


天候も怪しくなく、あっさりとどこか大陸へと辿り着いた。

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