ウル＋グリ2

「大体な！俺にゃ立派な名前があんだ！グリムジョー・ジャガージャックって名前がよ！」
「それで用件は何だと言っている」
「さりげなく本題に戻ってんじゃねー！！」
朝から騒々しい奴だ、溜息を一つした。
シャウロンがグリムジョーにそろそろ、と呟いたことで静まったようだった。
「聞きてぇことがあんだ」


わざわざ同居人を帰してまで来た意味はあったのか
よく分からないが妙なところで繊細な奴だ

「お前は猪突猛進タイプだろう、俺に聞くことなどないと思うが」
「うるせぇ、ノイトラに聞いたってまともな答えなんか聞けやしねぇだろ
一番近そうなてめぇに聞いた方が利口ってモンだ」
なるほど、大体の質問は把握出来た。
「……どうしたい」
「どうしたらいい」

沈黙が部屋に広がる。

「知るか」
「だろうな」

どかっと床へ横になる、正しくはマットを敷いてはいるのだが
俺は立ち上がってカップにコーヒーを煎れ、再び元居た位置へ座った。

「俺に聞くな」
「フン…まぁいいさ、答えは貰ったしな」

ずかずかと豪快に彼は出て行ってしまった。
相変わらず勝手な奴だと、だけど少し笑えた。



「ぶえっくせぃ！」
瞬時に目を閉じて良かった、と思った方がよいだろう
手で拭い、片目でくしゃみをした細い同居人を見る。

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自分で書いておいてアレだけど何が書きたかったのか不明w