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最近貴方が笑ってくれて
嬉しいって思った。

ああ、やっぱり
俺は貴方の事…

中々笑顔を見せない人からの笑顔は嬉しくて
尚且つ貴方は罪を背負う事になってしまって
しばらく食もしないでいた時期もあったから

貴方からの笑顔がとても好きで
どうやったら笑ってくれるかな、とか考えたこともあった


「どうしたシュヴァーン」
いつも通りに貴方に会いに来た。
「何が、です?」
普段と違う行動をとっただろうか
考えながら返事を返した。
「何だか…生き生きしているように見える」
不思議そうな表情をするアレクセイにシュヴァーンは苦笑した。
「そうですか?」
笑って応答するとアレクセイも小さく笑った。
「それじゃあ、しばらくしたらまた…」
言い終わる前に手首を掴まれた。
「……居てくれ」
少し力を込められ、シュヴァーンは微笑んで、頷いた


「大将、これ…美味しいと思いますよ」
「ふむ」
スプーンで掬って、食べるアレクセイ
「確かに…私好みの味だな」
「良かったですね」
にっこりと笑えばアレクセイは眉を潜めた
「何を言う、私の為に作ってくれたのだろう?」
「げっ…バレてました?」
アレクセイは首を横に振った
「憶測だ…だが、懐かしくてな」
俺から視線をアレクセイは外した。

「…ありがとう、美味しかった」
微笑む貴方の顔が好き
また、その顔が見たい

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