忍者ブログ
New
(10/18)
(10/18)
(10/18)
Search
[ 444 ] [ 443 ] [ 442 ] [ 441 ] [ 440 ] [ 439 ] [ 438 ] [ 437 ] [ 436 ] [ 435 ] [ 434 ]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

華麗に、無駄のない攻撃を繰り出すアレクセイに誰もが惚れ惚れしていた。
「……君達、私ばかり見て何を…?」

「だ、誰もあんたなんか見てないわっ」
「そうじゃそうじゃ!」
なんやかんやで野次られているアレクセイも、また愛おしい
「アレクセイって…ほんとに素敵です……」
「そうね…私も燃えて来ちゃうわ」
女性陣に囲まれているアレクセイも、また愛おしい
「ボク…アレクセイに憧れるな……」
「僕もその一人だ、誰もが見惚れてしまうよ」
憧れの的として崇められるアレクセイも、また愛おしい
「ま、やっぱり嫌いはなれねぇよな…」
「そりゃそうよ、大将のことだもんね」
最終的に皆に外せない存在であるアレクセイも、また愛おしい

そんな中、唯一軽々と近寄れる存在
「わうっ」

ラピードがアレクセイの元へと駆け寄った。
それからアレクセイにしゃがむよう吠えた。
アレクセイは何となくそれを読み取り、膝をついた。
皆が、何をするんだろうと見ていると

「私の顔に何か……?」

ラピードは軽くアレクセイの口元をキスし、それから舐め始めた。

「ん、むっ…うあぁっ……な、舐めっ」
じれったそうなアレクセイの表情に、ラピードは尻尾を振って更に舐めて行く。

さすがにそれを傍観していた皆は焦り始めた。
そして満場一致でラピードにファーストキス(かどうかは不明)を取られた!と思っていた。

そしてまた全員が全員、ライバル視し始めるのだった。



「アレクセイ!」
パティの声がし、バタバタ何か来ていると思ったら背中に引っ付いて来たのだ
「な、何だねっ」
驚いて顔を後ろに向けるが、見えるはずもない
実をいえば、フルールとは関わりづらいのだ
しかしフルールはそれを分かった上での行動なのだろう
「お前にうちの銃に関する知識を教えてやろうと思うての」
「あ!パティだけに良い思いはさせないよっ」
気が付けばカペルまでもが私の足に引っ付いていた。
「ボクだって、アレクセイに色々教えてもらうんだから」
ワイワイと騒いでいる子供ら(ということにしておく)に苦笑しつつも武器屋へと向かった。

入った武器屋には多種多様あり、中には珍しい物もあった。
(これは……)
キャナリやダミュロンが使用していた弓があったのだ(複製の物ではあるが)
そんな私に気づいたカペルは弓を取って、アレクセイに差し出した。
「アレクセイも使えるんだよね?詳しい話聞かせて」
「ほう…使ってみるのじゃ」
レイヴンほどは手慣れていないが、操作の仕方や使い方は知っていたので 弓から一気に短刀に成り代わった。
「あ、レイヴンが一瞬でするヤツ!」
「これは是非とも受け継がせたいものじゃの」
「そう、だな」

拍手[0回]

PR
Comment
Name
Title
Font Color
Mail
URL
Comment
Password

Copyright © Labyrinth All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog 
忍者ブログ [PR]